| 空の境界 上 (1) (講談社文庫 な 71-1) 奈須 きのこ |
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定価:¥ 620 (税込み) 価格:¥ 620 (税込み)
メディア :文庫 メーカー:講談社 著者:奈須 きのこ
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ユーズド価格:¥ 200~ (税込み)
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| ユーザーレビュー |
【凄惨だが味わい深い作品。 (2008-07-13)】 最近、やや疲れ気味。通勤電車で堅い本は今はちょっとしんどい。暇つぶしに小説でも、と手にとったのがコレ。ここ十数年どの新刊文芸書よんでももひとつツマラナイし、期待はずれ率がほぼ100%。期待度ゼロで、とにかく疲れない軽いやつを!というつもりで表紙でチョイス。文章が稚拙だ、みたいな評価が多いみたいですが私は全くきになりませんでした。正直いうと久方ぶりに小説でインパクトをうけました。3分冊と大部ですが、引き込まれわずか二日で読了。凄惨なシーン。特有の空虚感。通勤途上で気分爽快になって、1日のやる気を装填する用途にはむきません。子供にもちょっと勧めつらいですねぇ・・・いい意味でマンガチック(ほめ言葉でしょ?)。要はアンチ・オカルトってことじゃないの?この物語に主人公や語り部が存在するのかな? |
【抜かりなし! (2008-06-24)】 この手のジャンルは門外漢です。なりの感想をば。 いかにも「萌え」要素満載で見え見えというか。 んが、オタク文化っつーのは本当に すごいっすわ。 日本の産業なんて 言われていますが、実感。 殺人マシーンの美少女が主人公だなんて。 その能書き、語り口は「エヴァ」が『スタジオボイス』で特集されていた頃を彷彿とさせ、遠い目になってしまいます。 しかし、こんなキャラ造形にまで至っていたとは…。さすが講談社、抜かりなし! 映像はどうなんでしょ? ※笠井潔の解説が秀逸です (オリジナル版) |
【類型的なキャラクターと概念を楽しむ本 (2008-06-21)】 この本を読み難いと云う人は、読み易い本に慣れすぎなのかもしれない。試みに夢野久作や森茉莉などの小説を読むと好い。ただ、『空の境界』が、初出から10年を経た2008年の私にとって魅力的かと問われれば、やはり否。戦闘美少女の両儀式、「根源の渦」という究極の概念を主軸とするセカイ、選択者である黒桐幹也という、類型的な組合せである。『 』(カラ)という概念も、二元論に囚われ過ぎていて肌に合わない。この本は、類型的なキャラクターや概念を「かろやかに」楽しめる人が楽しむべき。構造の悦楽や衒学趣味を求めるなら、竹本健治の『匣の中の失楽』を私は推す。 |