| ヘイル・トゥ・ザ・シーフ レディオヘッド |
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定価:¥ 1,500 (税込み)
メディア :CD メーカー:EMIミュージック・ジャパン アーティスト:レディオヘッド リリース:2008-06-11
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| レビュー |
| レディオヘッドは圧倒的に自由だ。作品を完成させるごとにロックの可能性を広げてきた彼らだ。当然、今回も世界中が彼らに心地いい裏切りを期待しているはず。しかし、彼らはそんなプレッシャーをものともせず、表現欲求のおもむくままに、この6thアルバムを作り上げた。前2作を踏まえたうえで、つまりオーガニックなサウンドを一度否定したうえで、再びオーガニックなサウンドにアプローチしている。当然、そのアプローチの方法は前2作以前と今回では全然異なるものであることは言うまでもない。個人的にはメロディーにもうちょっと突き抜けるような解放感があってもいいと思うんだけれど、この憐憫(れんびん)にそぼ濡れたメロディーは、やはりレディオヘッドらしいんだろう。前2作が好きというリスナーも、それ以前の彼らが好きというリスナーもどちらも満足させられるはず。(山口智男) |
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| 曲リスト |
1) 2+2=5 2) スィット・ダウン。スタンド・アップ 3) セイル・トゥ・ザ・ムーン 4) バックドリフツ 5) ゴー・トゥ・スリープ 6) ホエア・アイ・エンド・アンド・ユー・ビギン 7) ウィ・サック・ヤング・ブラッド 8) ザ・グローミング 9) ゼア、ゼア 10) アイ・ウィル 11) ア・パンチ・アップ・アット・ア・ウェディング 12) ミクサマトーシス 13) スキャッターブレイン 14) ア・ウルフ・アット・ザ・ドアー
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| ユーザーレビュー |
【まとまりに欠けてるとは思うけどかなり思い入れのあるアルバムなので星5 (2008-11-26)】 therethereは間違いなく人生で一番好きな曲「ロックなんて糞音楽じゃないか」とか言ってたのにこんな極上のロックチューン作っちゃうトム・ヨークはやっぱロック好きなのでは?w高揚感出まくる最高の一曲なのでレディへ興味ない人でも是非聞いてみてScatterbrainとA Wolf at the Doorも隠れた名曲なので聞いてみて |
【息を吹き返し (2008-10-30)】 吹っ切れたんだなという印象。リリースするまでかなり首を長くしてた記憶が。詩の世界観はそのままに、音で表現した器用貧乏な彼らのテーゼ。調子にのって曲数が多かったのが気になりました。あとかなりの期待が先にあったので四つ星。でもかなり好き。だいぶ土臭い感じになって彼らの背中が大きくみえる。そんな感じ |
【レディオヘッドの停滞 (2008-03-04)】 キャッチーさに、驚いたKID Aとアムニージアックを通過した彼らのロックアルバムが、これだ。前衛的解釈とギターロックの融合というコンセプトだけを見れば、3rdOKコンピューターに近い思想を持った作品に思えるが、実際の音はまるで違う。隠しきれない某政権への嫌悪感の漏出を考えれば、ヨークのメンタリティにも変化は見受けられるだろう。2+2=5とSitDown〜の二曲による、狂気じみた胎動。KID Aには決して必要なかったロック的ダイナミズムがここに回帰。それは5、6、12、14あたりでも顕著で、キャッチーさと…誤解を恐れずに言えばある種このバンドに似合わぬ雑さを生んでいるとも言える。もちろん3、13など美しいバラードもあり、ライブでの映え方が尋常じゃない傑作先行シングルThereThereも素晴らしい。だが、作品ごとに新たな構築と更なる前進を続けてきたこのバンドのアルバムとしては、やや物足りない印象を受けるのも確かだ。悪い作品ではない。むしろ良作の類に入る。しかし、個人的にはどうしてもこのバンドにはぐうの音も出ない傑作をいつも作って欲しいと高望みしてしまう。もう一度言うが、良作だ。しかしOKコンピューターは超えられなかった。※ThereThereのライブは本当に必見モノ。 |