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キャンディ   リー・モーガン

定価:¥ 1,500 (税込み)

メディア :CD
メーカー:EMIミュージック・ジャパン
アーティスト:リー・モーガン
リリース:2004-06-09

ユーズド価格:¥ 899~ (税込み)

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レビュー
   30枚以上のリーダー作を残したリー・モーガンだが、ピアノ・トリオをバックにしたアルバム、いわゆるワン・ホーン・カルテット作は本作が唯一。サックスの場合ならごく当たり前の編成であるワン・ホーン・カルテット。しかしトランペットの場合は楽器の性格上、ずっと一人で吹き続けるのは負担が大きいとあって、特殊なフォーマットといえる。それだけに、このアルバムは昔から人気がある。ピアノがソニー・クラークだという点も人気の秘密だ。

   とにかく、タイトル曲がカッコいい。ジョー・スタッフォードやダイナ・ショアの歌でヒットしたおなじみのスタンダードだが、ここでは原曲の味わいとはまた違った軽やかな足取りで演奏しており、若さと小気味よさに魅了される。シナトラのヒット曲<4>もスッキリとした演奏だ。録音は58年。当時、リー・モーガンはニューヨーク・デビューからわずか1年後の19歳だった。56年に事故死したクリフォード・ブラウンにかわるトランペットの新星として華々しい脚光を浴びていた時代のみずみずしい作品だ。(市川正二)



曲リスト
1) キャンディ
2) シンス・アイ・フェル・フォー・ユー
3) C.T.A.
4) オール・ザ・ウェイ
5) フー・ドゥ・ユー・ラヴ・アイ・ホープ
6) パーソナリティ


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ユーザーレビュー
格別、ソニー・クラークのピアノがいけてる一枚 (2008-05-15)】
 大好きな映画、若きロバート・デ・ニーロの『タクシー・ドライバー』のオープニング・クレジットを思わせる、ブルージィなムードに惹かれた『シンス・アイ・フェル・フォー・ユー』。 リー・モーガンのトランペットとともに、ソニー・クラークの軽快なピアノが魅力的。ハイ・テンポの高速感に胸が弾む『C.T.A.』。 リー・モーガン、ソニー・クラーク、ふたりの演奏が堪能できることでは、次の『オール・ザ・ウェイ』も素晴らしい。とりわけ、ソニー・クラークのムーディーなピアノ・ソロにわくわくしました。 録音当時、19歳だったリー・モーガンのトランペットが満喫できるのが、ラストの『パーソナリティ』。茶目っ気たっぷりのトランペットのアドリブが、実にかっこいい。 この日本盤CDでは、ライナー・ノートの土倉 明の文章(1998年7月発売のCDより転載)も読みごたえ、ありました。その文章のラストから引用させていただきます。 <この『キャンディ』というアルバムは、なんの余計な飾りも演出もなく、ただ無心にトランペットを吹くモーガンの横顔をさりげないタッチでとらえた一葉のポートレートのようだ。シンプルであるがゆえの静かな奥深さ。> トラック2と6が、1957年11月18日の録音。トラック1、3、4&5の4曲が、翌1958年2月2日の録音。 リー・モーガンのトランペットのかっちょよさもさることながら、格別、ソニー・クラークのピアノがいけてる一枚。全体の演奏時間は36分21秒と短いけれど、1曲1曲の出来映えがよく、聴けばいつもごきげんな気分になれるCDです。


ソニークラークトリオをバックにモーガンのtpが響くアルバムです (2006-01-01)】
15歳で自らのバンドを持った天才リーモーガンの19歳時のリーダーアルバムで、人気の高いアルバムです。バックを努めるのはソニークラークトリオの面々。リーモーガンのtpはマイルスとは又異なる音色ですが、人生の悲喜を表わします。表題作のようなアップテンポの曲では、思いっ切り元気の良いtpを、バラード曲では何ともいえない哀愁を帯びたtpを聞かせてくれます。バックもこの1月前に人気アルバム「クールストラッティン」を録音したソニークラークのpを筆頭に、モーガンのtpを好サポートする熱演を聞かせてくれます。夜に聞きたくなるジャズアルバムが多い中、昼から聞きたくなる、元気のあるジャズアルバムです。


これを聞かずして (2005-12-07)】
 ワン・ホーンながら、そこはリー・モーガン、地味という感じではないですね。かといって、うるさいというのでもなく、いい感じ。 サイドにまわった、ソニー・クラークの美しいこと!マイナー調全開のソニー・クラーク自身のリーダー作は、情緒たっぷりすぎて、あざといと感じることもたまにあるのですが、この作品では、少々抑え気味なのでしょうか、文句のつけようもないです。 表題曲の「キャンディ」もいいのですが、4曲目の「オール・ザ・ウェイ」も、何度聞いても飽きがこない、しみじみと聞いてしまういい曲です。かと思うと、3曲目の「C.T.A」では、マイルスとはまた違った感じで、突き刺さるような感じの元気のいい音を聞かせてくれます。 「サイドワインダー」をはじめとしたジャズ・ロックのアルバムは割りとすぐ飽きがきますが、この作品こそ、いつまでも愛聴できる名盤でしょう。






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