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ソニー・クラーク・トリオ   ソニー・クラーク

定価:¥ 1,500 (税込み)

メディア :CD
メーカー:EMIミュージック・ジャパン
アーティスト:ソニー・クラーク
リリース:2004-06-09

ユーズド価格:¥ 901~ (税込み)

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レビュー
   オスカー・ピーターソン、ビル・エヴァンスといった超人気者を別にすると、この日本で局地的に絶大な人気を誇るジャズピアニストといえば、このソニー・クラークである。最も人気のアルバムはジャケットの粋さも手伝って『クール・ストラッティン』。これまた日本人に高い人気を誇るジャッキー・マクリーン(AS)も参加する5人編成のクインテットで、哀愁漂うブルースナンバーなどが特に好まれる。

   また、ピアニストのソロを存分に楽しむならクインテットよりピアノトリオ。『クール・ストラッティン』の前年に録音された本盤は、クラーク絶頂期の演奏。独特な打鍵のタイミングやブルースフィーリングから生まれるねっとりとした質感は、湿度の高い日本の風土にも合い、そのあたりが日本人に特に受けるのではないかと言われている。クラークは31歳という若さで世を去るが、絶頂期に志し半ばで倒れた、そんなところにも哀愁を感じるのである。(高木宏真)



曲リスト
1) ビ・バップ
2) 時さえ忘れて
3) トゥー・ベース・ヒット
4) タッズ・デライト
5) 朝日のようにさわやかに
6) 四月の思い出


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ユーザーレビュー
何度も繰り返して聴いてしまう (2006-09-15)】
ピアノトリオには何となく近寄りがたい雰囲気があってあまり積極的に聴いていなかったのだが、これを聴いてイメージが一新。アップテンポの曲でも、緊張感よりも親しみのある空気感が勝り何度も繰り返し聴いてしまう。ピアノソロによる「四月の思い出」が静かに終わると、また1曲目の「ビバップ」のスピーディーな演奏を聴きたくなる。名演との誉高い「朝日のようにさわやかに」はクラークの湿り気を帯びた演奏もさることながら曲自体がマイナー調で日本人好みだし、途中でテンポアップする瞬間は何度聴いても心躍ってしまう。もちろんそのスイング感は、名盤「クールストラッティン」でも共演した名手ポール・チェンバースとフィリー・ジョー・ジョーンズに負う面が大きい。でもこんな風にピアノトリオに対する抵抗感がなくなってしまうと、必然的に買いたいCDが増えるわけであって、それはそれで悩みのひとつだな。


ハード・バップ・ピアノトリオの定番 哀愁をたたえたピアノタッチ  (2004-10-31)】
日本で特異な人気を博しているソニー・クラーク。その一番の要因はクールストラッティンの哀愁をたたえたサウンドにある。しかし、トリオでのこの演奏もそれに勝るとも劣らずクラークのマイナー調の美しいソロで多くのファンの支持を得ている名盤である。ホレス・シルバーやバリー・ハリス、ウイントン・ケリー、ボビー・ティモンズなどハード・バップ・ピアニストにも才人が多いが、クラークのピアノタッチとフレーズの潤湿な音色の個性は類を見ない独自性をもっている。「朝日のようにさわやかに」は特に人気のあるトラックだが、「時さえ忘れて」のアタックの効いたフィリー・ジョーのドラムスにあおられながら豊かな歌心でドライブするクラークが印象的だ。同じベースとドラムスでも、レッド・ガーランドの入ったマイルスの「ザ・リズムセクション」トリオとの違いにクラークの強烈な色彩を感じる。夭折した才能あるピアニストが残したハード・バップ・ピアノトリオの定番として、これからも色あせることなく聴き継がれることだろう。


珍しいピアノ・トリオの美しさ (2004-06-23)】
1963年にドラッグのやりすぎで、わずか31歳の若さで他界したソニー・クラークが超名盤「クール・ストラッティン」吹き込みの直前に制作した一枚。ポール・チェンバース(ベース)とフィリー・ジョー・ジョーンズ(ドラム)とのピアノ・トリオだが、当時は地味すぎて全く売れなかったという。名演奏と名高い「朝日のようにさわやかに」のスイングする演奏もいいが、「アイル・リメンバー・エプリル」の静かな美しさも格別。「クール・ストラッティン」もいいけど、1957年当時は珍しかったピアノ・トリオの美しい演奏も聴いて欲しい。(松本敏之)






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