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Blue Train   John Coltrane

定価:¥ 1,208 (税込み)
価格:¥ 1,404 (税込み)

メディア :CD
メーカー:Toshiba EMI
アーティスト:John Coltrane
リリース:2003-07-18

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ユーズド価格:¥ 985~ (税込み)

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レビュー
   コルトレーンのリーダー作は、ブルーノートには1枚しかない。それが本作である。リー・モーガン&カーティス・フラーとの3管編成でのびのび、かつエネルギッシュに吹いている名作だ。ケニー・ドリュー、ポール・チェンバース、フィリー・ジョー・ジョーンズというリズム・セクションの顔ぶれも申し分ない。録音は57年。セロニアス・モンクとの交流を経て、コルトレーンが急成長を遂げた時代の演奏だけに、そのプレイは自信に満ちあふれ堂々としている。

   マイルス時代はともかく、コルトレーンのリーダー作にはどこか求道者的な色彩がつきまとう。だがこれは例外的な作品で、ファンキー・ムード満点、解放感いっぱいのハード・バップ・ジャズだ。重い戦車が疾走するようなコルトレーンの重厚なテナー、ブリリアントなリー・モーガンのトランペット・ソロ、もうすばらしいとしかいいようがない。大げさでなく、このアルバムを聴いていると、ジャズ・ファンでよかったとつくづく思う。これほど満足感を味わえるアルバムもめずらしい。(市川正二)



曲リスト
1) Blue Train
2) Moment's Notice
3) Locomotion
4) I'm Old Fashioned
5) Lazy Bird
6) Blue Train [Alternate Take]
7) Lazy Bird [Alternate Take]


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ユーザーレビュー
アルフレッド・ライオンの意地の一枚 (2008-07-24)】
1957年9月15日録音。1957年コルトレーンはプレスティッジと2年間の正式契約を結ぶ。ブルー・ノートのアルフレッド・ライオンはあきらめ切れず、その頃セロニアス・モンク・カルテットにいたコルトレーンをファイブ・スポットに尋ね、リーダー・アルバムをブルー・ノートで出して欲しい旨伝える。コルトレーンはプレスティッジと話し合い、1作だけのリーダー・アルバムを出すことになる。それが本作『ブルー・トレイン』である。5曲中、4の『アイム・オールド・ファッションド』以外全てコルトレーンのオリジナル。アイラ・ギドラーが評した有名な『シーツ・オブ・サウンド』はまさにこのアルバムで完成形となっている。時に32分音符まで飛び出す隙間の無いサウンドは希有なものである。特に表題曲は12小節のブルースになっていて顕著だ。閑話休題。おっちょこちょいな僕は時々『ブルー・トレイン』と『ソウル・トレイン』の混同が起こってしまうのだが、ブルー・ノートの『ブルー・トレイン』と覚えればいいのだろう。アルフレッド・ライオンの意地の一枚である。


爽快 (2008-06-23)】
トレーンの才能がハジけた一枚。ノビノビとブリリアントな演奏が堪能できます。4以外はトレーンのオリジナル、そのどれもが澄み渡るほど爽快な曲ばかり。まず、表題曲「Blue Train」は何といってもユニゾンの美しさ、そして待ってましたといわんばかりに飛び出すトレーンのテナーに、リー・モーガンの神がかったソロが凄い迫力。次に僕がこの一枚で一番好きな「Moment's Notice」。トレーン、モーガン、フラーと3管が、それぞれノビノビ、プレイしていて気持ちいい。トレーンのテナーに関していえばこれがテナーサックスの音色??ってぐらい広がる青空のように爽快なんだよなぁ。3の「Locomotion」では、カーティス・フラーのトロンボーンソロがGOOD。この人はサイドマンなんかに納まる器じゃない事がよくわかるし、トロンボーンという楽器の魅力が存分にきけます。魅力に気づけばフラーのリーダー作「ブルースエット」も聞いて欲しい所。4の「I'm Old Fashioned」はトレーンがリリカルに歌い上げてるバラード。ラストはこれまた爽快な「Lazy Bird」。あと脇を固める、ケニー・ドリューとフィリー・ジョー・ジョーンズとポール・チェンバースが素晴らしい。ドリューは一音がクッキリと洗練されていて、どちらかというとクラシックみたいな響きをもつプレーヤーだが、この一枚みたいにクリアな曲調の中では透明感が冴え渡って美しい。フィリー・ジョーという人は何時でも何処でも陰日向なくコツコツいいプレイを聞かせてくれます。チェンバースも同じでこの人の参加してる作品にはハズレがないんだよなあ。通じて聴くと、黒さとかジャズ独特の暗さ、しみじみくる暖かさみたいなものとは対極の位置にあるが、これは多分、プロデュースのライオン色が強いのかも。トレーンに懇願しての唯一のブルーノート作品だけに、彼の晴れ渡るほどの快心さがよく出てる。


コルトレーン飛躍の記念碑 (2007-10-20)】
マイルス・デイビスのオリジナル・クインテットが一時解散し、セロニアス・モンクのコンボに参加後の、成長著しいコルトレーンの姿を記録した貴重なアルバムである。ブルーノート唯一のリーダー作でもある本作は、サイドメンが充実し、3管編成の典型的なハード・バップに仕上がっている。曖昧なフレーズもなくなりバリバリと吹きまくるトレーンは、すでに東海岸の代表的なテナー・サックス奏者に成長し、自信に満ちたプレイを見せている。ブルー・トレインの単純なテーマからソロに入って一転、うねるようなアドリブで自在にブルースを音の織物にしていくコルトレーンの楽想は素晴らしく、58年のソウル・トレインと並ぶ50年代の金字塔であり、コルトレーン飛躍の記念碑アルバムとして絶対に欠かす事が出来ない。弱冠二十歳に満たない天才トランペッター、リー・モーガンも溌剌としたバイタルなプレイを聴かせ、カーティス・フラーが加わったフロント・ラインは重厚でアンサンブル的にも優れている。ジャケット・デザインがブルーノートらしく、かっこよく決まっている点も魅力だ。この後、再びマイルスのコンボに加入し、比類なきセクステットにおいてモード・ジャズの極点を目指し「マイルストーンズ」「カインド・オブ・ブルー」の吹込みへと続くのである。






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