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浮気なぼくら&インストゥルメンタル   YMO

定価:¥ 3,150 (税込み)
価格:¥ 3,030 (税込み)
OFF:¥  120円  ( 4 %)

メディア :CD
メーカー:ソニー・ミュージックハウス
アーティスト:YMO
リリース:2003-01-22

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ユーズド価格:¥ 2,598~ (税込み)

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レビュー
   『BGM』、『テクノデリック』という傑作をものにしたことによってやりたいことはやり尽くしたYMOは、突然、超ポップな歌謡曲路線のアルバムを発表。どうしても歌謡曲がやりたかったわけではもちろんなく、あまりにも巨大になったYMOを続けることへの反動、または、商業音楽に対するアンチテーゼという意味合いが大きいと思われる。しかしというか当然というか、楽曲自体はめちゃくちゃに高品質。大ヒットを記録した「君に胸キュン」、中期ビートルズを彷彿とさせる「ロータス・ラブ」、メロディが秀逸な「音楽」など、名曲たっぷり。(森 朋之)


曲リスト
1) 君に、胸キュン。-浮気なヴァカンス-
2) 希望の路
3) フォーカス
4) 音楽
5) オープンド・マイ・アイズ
6) 以心電信 -予告編-
7) ロータス・ラヴ
8) 邂逅
9) 希望の河
10) ワイルド・アンビションズ
11) カオス・パニック
12) 希望の路
13) フォーカス
14) 邂逅
15) 希望の河
16) 以心電信
17) ロータス・ラヴ
18) 音楽
19) オープンド・マイ・アイズ
20) ワイルド・アンビションズ


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ユーザーレビュー
軽やかな無節操 (2008-10-24)】
 アルバム「浮気な僕ら」がリリースされたのは1983年だ。 1980年代前半というと 時代が急に軽くなってきた頃である。糸井重里がコピーを書き、ニューアカデミズムという「哲学のファッション化」が行われ、「なんとなくクリスタル」が書かれた時代だ。今までの「重厚長大」路線から 「軽薄短小」へと時代が大きく舵を切り、その軽やかさが 1990年代初頭のバブルの崩壊まで続いた。ある種の「ニヒルな明るさ」があったのではないかと今でも感じる。 そんな時代を 飛びぬけて知性的なバンドであった YMOが見逃すべくもなく 「アイドル宣言」を行って 発表したのが このアルバムだ。 テクノ音楽分野のトップランナーの「アイドル宣言」には 当時のファンも驚かされたと思うが そんな「浮気」で「無節操な」姿勢こそが 間違いなく 当時の風潮であったと今でも思う。 僕らは その後のYMOのメンバーの歴史を知っている。「浮気な僕ら」で見せた 軽やかな足取りは その後も変わっていない。いつになっても YMOの連中の格好良さには感心してしまう次第だ。


もうちょっとクリアにリマスタリングできたらねえ。でも良い盤です。 (2008-08-09)】
 このアルバムが出た当時、僕は小学生だった。(他のレビュアーの皆さんは僕より少しだけ年上みたいで、ずっと同時代の記憶が詳しいですね!)でも、幼なかったなりに、化粧品のCMでかかってた「君に胸キュン」に衝撃を受けたこと、この曲がTBS「ザ・ベストテン」初登場3位で、その唯一のスタジオ・ライブがめちゃくちゃ格好良かったこと等、他にも色んな思い出がある。  このアルバムはYMOが日本国内でメジャーになりすぎちゃって本人達も違和感を感じてた中で、彼らの考えるメジャーど真ん中の直球を投げた作品である。ただ、今聴くと確かに歌モノなんだけど、そんなに歌謡曲っぽくもないんですよね。  市場の規模も時代も音楽性も違う事例で敢えて喩えるなら、それまでイイ曲作るけど若干暑苦しいノリのUK限定スターだったU2が、ある日突然世界中でブレイクしちゃって、その後にポップスターを自嘲する路線に進むことで90年代に越えていった、アーティストにとっての「メジャーの壁」というのがある。 YMOの3人はコレを超えてみせたところで、ゲームから降りることを選んだ。特に細野・高橋両氏はYMO以前にバンドマンとして十分な国内的成功を手にしていたミュージシャンなのだったし、この選択は一言でいうと「大人だった」ということなのだろう。そんな彼らにとって、最終曲の名前が「ワイルド・アンビションズ 」なのは単にオヤジギャグなのかもしれない。 当時はもっとキラキラした音に聴こえてたんだけど、この時代に聞くとさすがに音が篭り気味で時代がかっているように聴こえる。どうせデジタル・リマスターするなら、もうちょっといじってくれてもよかったかなあ。


「越境」という心境 (2008-01-17)】
2008年の坂本氏の担当する、NHK−FMのニューイヤースペシャルにおいて、この時期のYMOを歌謡界への「越境」とコメントしていました。2008年の心境でコメントしているこの言葉がメンバーの最も分かりやすいこの時期に対する表現かもしれない。無理やり延命させたYMOに課せられた使命は、もはやそこには無い。むしろ1981年の禁欲的楽曲を数々作りあげたYMOをどう葬るか1982年の下半期あたりより、メンバーも困っていたのかもしれない。多くのレビュアーの方が書いてくださっている通り、1982年にそれまで以上に様々な歌謡曲を手がけるようになった結果が、このアルバムに集約されている。そして興味深い点も尽きないことは、事実だ。唯一細野氏&坂本氏が共作した「ワイルド・アンビションズ」や散開ライヴでは、コードも少し変えられていて、ある意味変幻自在な「FOCUS」などの会心の曲も収録されている。インスト盤の評価は少し芳しくないようだが、やはり彼らのからくりを調べるには、重要な作品だ。非常に妙なる技を「歌謡」という分野の中でやってのける彼らの器用さには、本当に感心させられる。






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