| テクノデリック YMO |
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定価:¥ 2,310 (税込み) 価格:¥ 2,019 (税込み) OFF:¥ 291円 ( 13 %)
メディア :CD メーカー:ソニー・ミュージックハウス アーティスト:YMO リリース:2003-01-22
発送可能時期など: 通常24時間以内に発送
ユーズド価格:¥ 1,800~ (税込み)
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| レビュー |
| 開発されたばかりの新機材・サンプリングマシーンを(おそらく、世界ではじめて)使用した作品。ホッチキスやポラロイドカメラの操作音、工場の騒音などを加工・編集した音の断片がアルバムのあちらこちらに散りばめられた本作は、楽曲の質の高さ、サウンド・メイキングにおける実験性(特に坂本龍一の音楽的過激さがよく出ている)という意味において、YMOの臨界点を示すアルバムとなった。また、「ケイレン、ケイレン、みんな元気に」という意味不明の歌詞を持つ「体操」など、ギリギリのユーモア感覚も彼らならでは。(森 朋之) |
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| 曲リスト |
1) ピュア・ジャム~ジャム 2) NEUE TANZ~新舞踊 3) ステアーズ~階段 4) SEOUL MUSIC~京城音楽 5) ライト・イン・ダークネス~灯 6) TAISO~体操 7) グラデイテッド・グレイ‾灰色(グレイ)の段階 8) KEY~手掛かり 9) プロローグ~前奏 10) エピローグ~後奏 ※〈初回のみ紙ジャケット仕様〉
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| 関連商品 |
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| ユーザーレビュー |
【中年のチャレンジ精神をごりごりと刺激 (2008-09-05)】 「Solid State Survivor」と双璧の傑作ではないだろうか。実は、YMOをじっくりとアルバム単位で聴いたのはこの夏が初めてであるが、3コード・ロック、アダルト・オリエンテッド・ロック、轟音ロック等に飽きた男が聴くに充分値する音楽ではないかと思う。これまで使ってこなかった脳を刺激してくれて、一種のボケ防止であるかも。その昔、リアルタイムでシングル「体操」を聴いていた。81年当時は、コミック・バンドによるコミック・ソングだと思った。それが、今聴くと、凄まじくエキサイティングな曲に思える。バックを刻む坂本のピアノがたいそうクールである。細野のベースが偉大なグルーヴのうなりをあげている。何のことはない、まがいなき名曲ではないか。真剣に、真顔でコミック・ソングをやることの素晴らしさを、3人は見事に表現していると思う。裏の裏をかいたな。「ジャム」から「後奏」までの10曲、飽きずに、スキップを押さずに聴き込める。これなら、今度はもっとディープでコアな、歌ものなしの、人間味の皆無なテクノを聴いてみようじゃないかという、中年のチャレンジ精神をごりごりと刺激してくれる。通勤電車の中で、手に持つ単行本の文字が頭に入らないくらいの、ぶっ飛びテクノに出会ってみたいという気にさせる。 |
【異色のテクノ + サイケデリックの名盤 (2007-10-16)】 「こんばんはオフコースです」いや違うっつーの^^さてYMOと言えば一般には、「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」とか「増殖」とか、あのへんが有名なのだろうが、実は僕がベスト1に推すのはこのアルバムです。このアルバムは、いわゆる「キャッチーな、いいメロディ」とかはなく、どちらかと言えば全体に、暗くマニアックなトーンさえ漂っているが、ある意味、YMOというバンドのほんとうの凄味はこのアルバムに凝集されているように思う。それは元々彼らがかなりテクニシャンでいろんな音楽を実によく知っていて、しかもそれをテクノという、当時の新しいフォーマットの中で再生しつつオリジナルな音楽を創造していったから・・・ではないかと思う。このアルバムはそのへんが深いだけに、パッと聴くと、どれも似たような曲に聴こえてしまうかもしれないが、エスニックやソウル的なものなど、それ以前のYMO作品には見られないさまざまなジャンルの音楽をうまく取り込んで、昇華しているように思える。これはビートルズの「サージェント・ペパーズ」なんかと同じで、個別にどの曲がベスト、ということはあまりない(個人的には、ユキヒロの「ステアーズ‾階段」、教授の「SEOUL MUSIC‾京城音楽」の続き具合が渋すぎてたまらんが)。むしろ、アルバム全体を続けて通して聴いて分かる良さがあると思う。そして何より言いたいのは、これだけテクノが大衆化し、サンプラーが普及した現在も、このような手法で作られた類似品のアルバムが出てきていないということだ。さまざまな実験を繰り返してきた先駆者だからこそ到達できた稀有なオリジナリティ。そういうものを強く感じる。そして彼らの、ほんとは凄いマニアックなセンスを持っていながらポップ、というのと同じに、表面的な態度はシニカルなんだけど実はヒューマンっていうあたりにも惹かれる(そこがクラフトワークなんかとの違いでは・・・?)。とくに最後の2曲「プロローグ‾前奏」「エピローグ‾後奏」では、この淡々とした味わいがかえって切なく、妙に感動してしまう。何か、この世の終わりのような静けささえ漂っていて、そこにYMOの本音がチラッと見えるような気がするからだ。そして、「変態良い子」ではないが、「冷たいことは温かい」そして「気持ち悪いことは最高に気持ちいい」・・・のだと、妙にナットクしてしまうのだ。ま、言えば、「ド演歌と対極に位置する音楽」ですな。ちなみに、なんと81年の作品ということだが、今聴いてもこの新鮮味は全く薄れていない。 |
【時代背景とClassics2 (2007-09-28)】 世界初サンプリング全面導入作品(LP1981年リリース、1999年リマスター)。前作「BGM」と合わせ、音楽史に残る大傑作!!!語り尽くされた名盤なので、ここでは素人耳で聴いたリマスター後の特徴をレビューします。・全般的にリズム系の音が太くなった・"Stairs"の間奏のピアノのくぐもりに立体感がある・"Epilogue"のサンプリングされた機械音の低音がはっきり聴こえるリマスター効果抜群! おすすめです。余談ですが、81年の時代背景をみると、ヒット曲のほとんどが「惚れた晴れた」内容。なめねこ流行、トットちゃん、クリスタル族、ひょうきん族、ノー○ン喫茶(笑)、ポートピア81開催。レーガンが大統領になり、校内/家庭内暴力が深刻化。全般的に明るく、バブルが準備された年ではないでしょうか。そんな年に出た「BGM」「Technodelic」…かなり異彩を放っています。メジャーレーベルではYMOだけが世界の音楽とリンクし、それ以外の日本の音楽が世界とのリンクを切ってしまった分岐点だったのではないかと思います。不思議な存在感を持つ2作品。個人的には偶然にも(メタファー、御三方の無意識の部分も含め)、いろんな意味で21世紀の兆しを表した、日本で最初の作品ではないかと思います。 |