| Getz/Gilberto STAN GETZ / JOAO GILBERTO |
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定価:¥ 1,913 (税込み) 価格:¥ 1,762 (税込み) OFF:¥ 151円 ( 8 %)
メディア :CD メーカー:Verve アーティスト:STAN GETZ / JOAO GILBERTO リリース:1997-05-20
発送可能時期など: 通常24時間以内に発送
ユーズド価格:¥ 1,000~ (税込み)
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| レビュー |
1960年代、57年の映画『黒いオルフェ』の音楽を書いたブラジルの作曲家アントニオ・カルロス・ジョビンらの活動から発生した、「ボサノヴァ」という新しい音楽が隆盛し始めていた。 白人サックス奏者、スタン・ゲッツはボサノヴァに興味を示しギターのチャーリー・バードと『ジャズ・サンバ』を録音するが、これがヒット。続いてゲッツはジョビン、ジョアン・ジルベルトとともに本盤を録音する。最も有名なボサノヴァ曲「イパネマの娘」がオープニングを飾る。原詞ポルトガル語で歌うのはジョアン、続いて英詞を歌うのはジョアンの妻、アストラット・ジルベルト。アストラットはこれが歌手デビューではあったが、技巧を感じさせないクールな歌唱で人気者となる。ほかにもボサノヴァ・スタンダードが多く演奏されるが、クールなサウンドにゲッツのサックスが見事にはまる。アルバムは大ヒットし、グラミー賞も獲得するが、それ以上にボサノヴァを全世界に広めた本盤の功績は特筆すべきだ。(高木宏真) |
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| 曲リスト |
1) Girl from Ipanema 2) Doralice 3) P'ra Machucar Meu Coracao 4) Desafinado 5) Corcovado 6) So Danco Samba 7) O Grande Amor 8) Vivo Sohando 9) Girl from Ipanema [45 Version][*] 10) Corcovado (Quiet Nights of Quiet Stars) [45 Version][*]
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| ユーザーレビュー |
【有名で定番とも言えるボサ・ノヴァのアルバムですね (2007-10-07)】 『Getz/Gilberto』は、ボサ・ノヴァを代表するアルバムだと言われています。実際よく売れましたし、アストラッド・ジルベルトが「Girl from Ipanema(イパネマの娘 原題Garota de Ipanema)」を歌ったことによって、彼女が世に知られた初出アルバムとして現在でもよく聴かれています。 ヨーロッパで不人気だったスタン・ゲッツが、アントニオ・カルロス・ジョビンのサウンドとジョアン・ジルベルトの歌と出会ったことは幸運をもたらしました。このセッションは異文化コミュニケーションの一つの姿だと思います。時折、ゲッツのジャズ・テイストが雄弁になりますが、ブローすることなく雰囲気を合わせています。 ジョアン・ジルベルトの力の抜けたヴォーカルがいいですね。軽快な「Desafinado」では、ポルトガル語が本来もっているリズムをよく音楽に乗せています。この軽みの極致がボサ・ノヴァの真髄と言えましょう。 「Corcovado 」の1節目を英語で歌うアストラッドと、2節目を歌うジョアンの雰囲気は抜群でとても良い感じです。その後、この夫婦におとずれる離婚をこの時は誰も予感すらしなかったと思います。 「So Danso Samba」も典型的なボサ・ノヴァ・サウンドです。カルロス・ジョビンの曲をゲッツは好きに吹きまくっています。ジョアン・ジルベルトが歌いたい音楽とは少し違うでしょうが、ジャズとボサ・ノヴァの融合という意味では成功した演奏だと思います。 |
【ボリュームを大きくして聞いてみると・・・ (2006-04-20)】 スタン・ゲッツ、ジョアン・ジルベルト。アントニオ・カルロス・ジョピン、ジョアンの妻アストラッド。音楽に余裕があって、隙だらけのようだけれど、実はポイントポイントにそれぞれが主張する「音」が結構大きい音で入っています。ボリュームを小さくして聞くと邪魔にならないけれど、大きくして聞いてみたり、実際にバンドでコピーしてみたりすると、所謂「癒し系」の音楽ではなく、結構ハードなセッション作品です。ゲッツのソロがテンションコードを使っていないでわりとおとなしめの音選びなので、耳触りがいいのですが、息遣いを感じてじっくり聞くと、改めて聴き応えあり!です。 |
【不朽の名作 (2005-10-12)】 スタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトがアントニオ・カルロス・ジョビンをフューチャーして、1963年にニューヨークで録音された作品。3年に渡る欧州でのブランクによって散々酷評を受けたスタン・ゲッツ、ボサノヴァリズムを作り上げたバイーア出身のジョアン・ジルベルト、多くの作曲もリズムに恵まれなかったアントニオ・カルロス・ジョビン。野合との指摘もあるが、3人の奇才によってこの傑作が生まれた。そして、この背景には当時ヴァーヴだったクリード・テイラーがプロデュースを担当していることも付け加えたい。結果、多くの賛同を得てスタン・ゲッツは本作でグラミー賞を受賞し、白人テナーとしてのゆるぎない地位を得た。また、本作は純粋な音楽とは違った側面からも多くの注目を集めた。ジョアン・ジルベルトとスタン・ゲッツの音楽性の違いからくる確執や、本来、ギターとヴォイス程度の素朴な編成からくる音楽にサックスが執拗に入り込んでくるこの作品は果たしてボサノヴァといえるのか?等、様々な論議をかもし出した。しかし、その音楽性は極めて豊かで、いわゆる純粋なボサノヴァの作品の追随をも許さないものがある。それが顕著に出てくる場面は3者それぞれ特徴的で、スタン・ゲッツのバッキングプレイと、ジョアン・ジルベルトの声とギター、そして、アントニオ・カルロス・ジョビンのピアノである。いずれも”ささやく”ような演奏に徹していて、決して前に出てこない。しかし、ハマッタポイントに音を入れてくるので非常に目立つ。静かな音にも明確な主張が見て取れるのだ。ボサノヴァに限らず、ブラジル音楽を聴く上でこの作品を欠かす事は出来ない。いや、この作品の与えた影響はジャズを始めとした多くの国の音楽に色濃く現れており、音楽を聴く方全てが耳にすべき音ではないかと思う。それだけ画期的なのだ。今聴いても実に新鮮である。 |