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OK Computer   Radiohead

定価:¥ 1,861 (税込み)
価格:¥ 1,934 (税込み)

メディア :CD
メーカー:Toshiba EMI
アーティスト:Radiohead
リリース:1997-06-16

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ユーズド価格:¥ 865~ (税込み)

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レビュー
   UKギターロックがたどり着いた1つの大きな成果ともいえる、重要な作品である。ギターサウンドを中心としたバンドアンサンブルはこれ以上ないほど洗練され、崇高さまで感じさせる。そしてなんとといっても、トム・ヨーク自身の内面に巣くう不安や絶望感を赤裸々につづった歌詞と、ネガティブな感情を昇華するメロディがすばらしい。
   安易な享楽主義に逃げることなく、あくまでも現実を見据えながら、ロックミュージックの可能性を探り続けるレディオヘッド。音楽史上最も誠実なバンドとして記憶されることだろう。(森 朋之)


曲リスト
1) Airbag
2) Paranoid Android
3) Subterranean Homesick Alien
4) Exit Music (For a Film)
5) Let Down
6) Karma Police
7) Fitter Happier
8) Electioneering
9) Climbing Up the Walls
10) No Surprises
11) Lucky
12) Tourist


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ユーザーレビュー
必然の叫び (2008-10-12)】
世界には他にもたくさん物凄い名盤ってのはあるんでしょうが、僕が本当に名盤だ!って断言できるのはこれと次のアルバム、Kid Aです。レディオヘッドっていう日本じゃあまり有名ではない(特に洋楽を聴かない人にとってはバンドのスケールにしては異常なほど知名度が低い)バンドのこのアルバムが、ネットや雑誌で物凄い評価をされてるので聞いてみようと思いました。初めて聞いた時は、ネットや雑誌の評価のこともあったので、物凄く期待して聞いたんですが、なんだ普通じゃないか、と思ったのを覚えてます。というのも、中二くらいから典型的な中二病でちょこちょこっとアメリカのオルタナを聞き始めていて、それで中三でこのアルバムに出会ったんですが、当時の僕にはこのアルバムの良さが分かる耳が出来ていなかったと思います。おそらく、この僕に起きたことは、ほとんどの人に起こるのではないでしょうか。UKの音楽を聴く耳が出来ている人でも、おそらくこのアルバムを一回で完全に理解するのは、不可能だと思います。事実、フロントマンであるトム・ヨークは、現在はこのアルバムは恐ろしいほど評価されてますが、これがリスナーに受け入れられるかかなり不安だったようです。このアルバムの良さが分かるまでは、人によって全然変わってくると思います。1日で分かる人もいれば、1年かかる人もいるでしょう。僕が、このアルバムの良さが本当に分かったって自身を持って他人に言えるようになるまでは、このレビューを書いてる今まで、3年間もかかりました。もちろん、一回聞いた時点でも、ある程度は気に入っていたんですが、その時点ではこのアルバムの持つ「魂を貫く力」には全く気付いていませんでした。このアルバムについて、まず最初に言わなければならないのは、近代主義の問題というテーマの再現性の高さだと思います。言葉と音に、奇跡的な、人間が作ったとは思えないとさえ思わせる一体感があります。バンドが主張したいことが、これでもかと魂に訴えてきます。(臭い表現ですが、これしか思いつきません)合理性を追求するあまり何かを失ってしまった現代人ニヒリズムにより、虚しい快楽主義に陥ってしまったヤッピー本当に価値のあるものが分からず、ブランドものを買い漁る豚のような女企業が利益を追求するため生まれた、保存料漬けの豚肉これらに警鐘を鳴らすため、これらを心の底から憎んでいるため、RADIOHEADはこの傑作を生み出したのではないでしょうか。OK COMPUTERという世紀末に現れた負を負で正に変えなんとする黒い光の出現は、偶然ではなく、時代の必然だったのかもしれません。


経年変化 (2008-07-25)】
初めてこのアルバムを聞いたとき、当時中学3年生ぐらいだったんですけど、何が良いのかさっぱりわかりませんでした。陰気くさいし、アップテンポの曲は少ないし、歌詞は意味わからないしで、完全に過大評価されてるアルバムだと思いました。でもいつからか、自分が歳を重ねていくにつれてこのアルバムを聞き込むようになっていきました。自分の聞く音楽が変わったというのもあるのでしょうが、このアルバムの持つ音の説得力だったり、色だったりが聞く度に変化していったのです。初めて聞いてから10年近くの月日が経ちましたが、今でも聞き続けています。やはり、傑作なのでしょう。個人的にはKARMA POLICEが大好きです。


OKコンピュータ (2008-06-11)】
OKンピュータ。このレビューは、このタイトルについてだけ書きたくて書いています。自分はコンピュータが嫌いです。今の社会の中で、実際コンピュータはなくてはならないものになってしまってはいるけれど、それは結果的にそうなってしまっただけで、本当にそれがなくてはならないかというと、そんなことはない。自分はこの15,6年の、一般家庭にまでパソコンの浸透していった時期に成長してきた世代だけど、そのおかげで何かいいことがいろいろあったかというと、・・・全然そんな気がしない。コンピュータがあらゆるところに浸透したおかげで、生活の中のちょっとしたところで便利になったことはあって、そういう便利さを元に大もうけした人や企業もいて、個人も企業も役所も、今やみんなこれに大そうな金をつぎこんでるわけだけど、これが本当の意味で多くの人を幸せにするものかといったら、甚だ疑問だと思う。それで、このレディオヘッド。コンピュータを何の抵抗もなく、普通に道具として使って、唯一無二の、しかもポップで、確かにロックでもある、レベルの高い音楽を作り上げてきたバンド。そのバンドのアルバムタイトルである、OKコンピュータ。これは、「コンピュータっていいわ、OKだわ」という意味では全然ないと、前から思っています。この意味は、別にコンピュータもいいじゃん、じゃないかと思うのです。要は、コンピュータ使っても、結構こんないい音楽もできるよ、コンピュータで別にOK、という消極的な肯定というか、そんなニュアンスじゃないかと思うのです。そしてそれが、自分には、今の社会をコンピュータのはびこる社会という観点からみたときに、すごく正しい、真実を穿った態度であるように思えるのです。コンピュータは、「まあいいじゃん、使った方がよければ使えば。使いようによっちゃ便利だよ。」くらいにごく普通に使うのがちょうどいい。少なくとも、そんな、なんとか革命とか、大そうに考えるようなものじゃないような気がします。だから、冒頭に書いたことは実はあまり正確じゃなくて、自分はコンピュータがそんなに嫌いってわけでもないけど、どうも世の中で重要視されすぎて自分の暮らしも変なふうになっちゃってる気がするという、それが嫌なんだということかもしれません。まあ、ファンの人はそんなの全然わかってるんだと思うけど、レディオヘッドはコンピュータ使っても使わなくても、唯一無二のハイレベルな音楽を作ることは間違いないと思いますし。だから使ってもOKと、そういうことなんだと思います。そもそも、彼らの作品はいつも大仰な解釈されがちだけど、自分にとってはとれたての野菜に塩つけて食ってすごくうまい!というのとそんなに変わんない感じで、普通にいい音楽なだけだと思えるので。






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