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ショア [DVD]   

定価:¥ 24,150 (税込み)

メディア :DVD
メーカー:ジェネオン エンタテインメント
リリース:2004-06-25

ユーズド価格:¥ 22,024~ (税込み)

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ユーザーレビュー
粘着の感動 (2008-06-13)】
映画館で見たのですが, 始まってから凍りつきました. 涙もでない. ホロコースト(一般に分かりやすい表現として)をテーマにした作品は多くありますが, どれとも違う, 素材そのものといったドキュメンタリーです. ホロコーストの衝撃を伝えるのに, 映画セットや演技派の俳優は必要ない, という点で, (これを見たあとで他のを見ると, 子供騙しにしか見えません) 監督のセンスが光っています. ナチ側, ユダヤ人側の両方からの証言というのも貴重です. 印象深いシーンは全部なのですが, ユダヤ人の床屋と, 最後のほうの, 列車の移動の切符のあたりが, 凄味があります. ナチが効率主義な集団だったとは. 有能な人材がそろっていたのでしょう. 人類必見です.


■「アウシュビッツ以降の評価不能」を超克した作品の出現 (2006-05-07)】
■「アウシュビッツ以降に語ることの無意味」を超克した作品の出現 【アウシュビッツをうかがう3つの映像的視点】 ●ランズマン監督の『ショア』には、死体の記録映像も、再現ドラマもない。ただ、この状況を、加害・協力、無抵抗により現在まで生存した人間の証言と、景色が、541分、我慢強く描かれている。この商業映画には無い情報コードの進行に、見る個々の人間の何が喚起されるのか、ご自身の心身でお験しを。 ●アラン・レネの『夜と霧』は、ホロコーストの経緯と、解放直後の収容所を描いた記録映像。夥しい数の死体、冷たい視線、無気力者の群れ。絶対零度の臨界に、人間は消失したように見える。人間を消さなければ、もたないからである。 ●スピルバーグの『シンドラーのリスト』は、すべて、俳優によって再現された映像であり、画面はフィクションだが、収容所の死におびえつつも、暖かな人間が、しっかりと演じられている。ゆえに「残酷さ」も際立つ。【アウシュビッツ以降に語るための「方法」が描かれている】 ●もっとも単純なかたちで、次のように尋ねれば、それで充分なのかもしれない。「何故、600万人のユダヤ人の一人一人は、計画的に殺されたのか」と。このように問うことによって、この国家的犯罪の事実のおぞましさが、一挙に露呈することになる。思想や、宗教観、歴史を持ち出して、この醜悪な犯罪を、神聖化したり、特殊化することを、ランズマンは、拒否した。 ●日本国憲法は、国家権力によって人間を、戦場[=人殺しをしないと自分が生き残れない場所]に、強制徴用派兵[戦うことを拒否すれば、法により罰せられる環境への強制移動・管理]することを禁じた、世界でも稀有な憲法である。国家による戦争を発動しない国家「日本」。その国が、いとも簡単に、アメリカの発動した戦争に、「なんちゃって参加」している異常ぶり。 ●戦場で人殺しの強制をさせられるのと同じく、収容所に強制移送・隔離のうちに、収容所の虐殺を管理する側に協力しなければ、自分が殺されてしまうという恐怖の持続のうちに、同胞の殺戮に協力した者たちが、ランズマンのドキュメンタリー「ショア」の証言者である。彼らも、順番に殺されていったのであるが、ある日の解放をもって、その連鎖は偶然に止まり、彼ら数人だけは「生き残される」ことになった。彼らは、過去の事実を、人間として感性、暖かさをたぐりとるように、、現代の時間と場所で、一進一退の葛藤の中で、過去の事実を語り始める。 ●同じ人間が、このアウシュビッツ体験者の語りを受け止め記録する「方法」に辿り着いた奇跡と軌跡に感謝します。このような「作品」が残され、語り継がれていく可能性に、未来への一途な希望を託したいと思います。高価で希少な製品ですが、何らかの方法で、ぜひご覧下さい。


これこそ映画の中の映画 (2005-04-28)】
~この映画のタイトルの「ショア」とは、ヘブライ語で「絶滅」を意味することらしい。あのゴダールは「正しい映像などない、単なる映像があるだけだ」といいましたが、その究極の答えのような映画です。この監督は、映画の中で「何故ユダヤ人は殺されたか?」ではなく、全人類にかかわりある民族絶滅という空前絶後の存在を「伝達する」ことが重要で、唯一~~の「知」であると主張している気がする。これまでの現代の映画がもっているプロガンダ要素や偶像崇拝や権力産業との結びつきを、根本的に改革する映画だと思う。人類の不幸な出来事が、その存在や推定や想像されるのはまだ「幸運」なことで、もしかすると完全に「忘れられたこと」すら忘れられた「絶滅」(ショア)があったのかもと思うのは、考え過ぎか~~な?本当の映画を観たい方は必見です。~






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