| ふたりのベロニカ コレクターズ・エディション [DVD] |
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定価:¥ 10,290 (税込み) 価格:¥ 8,106 (税込み) OFF:¥ 2,184円 ( 21 %)
メディア :DVD メーカー:紀伊國屋書店 リリース:2006-11-25
発送可能時期など: 通常24時間以内に発送
ユーズド価格:¥ 7,600~ (税込み)
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| レビュー |
ポーランドが生んだ名匠、クシシュトフ・キェシロフスキが1991年に発表し、評価的にも興行的にも大成功を収めた作品。パリとポーランド、2つの場所で同時に生まれた、同じ容貌を持つ2人の「ベロニカ」。2人はお互いの存在をどこかで感じていたが、ポーランドのベロニカは突然の病でこの世を去る。それに導かれるように、パリのベロニカは自らの人生、そして真実の愛を探しはじめる…。 “運命”“偶然”といった、キェシロフスキ作品で頻繁に探究されてきたテーマが、ここではファンタジックな美しい物語に仕立てられた。とは言え超自然的な演出は決して行われず、ただ象徴的な場面や神々しい音楽が、ベロニカに起こる不思議な出来事を繋げていく。 2役を演じたイレーヌ・ジャコブの、少女の無垢と若い女性の色香が共存する存在感がすばらしい。多くの作品で登場人物に対して冷徹なまでの「神」の視点を持つキェシロフスキ演出が、この作品においてはあたたかい「父」のそれを感じさせるのは、この女優への思い入れゆえだろうか。(安川正吾) |
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| ユーザーレビュー |
【愛のドッペルゲンガー (2007-11-24)】 自分とソックリな姿形をした霊的な生写し<ドッペルゲンガー>に対して、キェシロフスキらしい愛に満ちた独自解釈を加えた作品。
同日、同時刻に生まれた“黒髪+茶緑の目”を持った2人のベロニカは、声楽家と音楽教師という似通った職業に携わり、共に心臓に持病を抱えるという共通点がある。<ドッペルゲンガーの存在を見つけた時、間もなくその者の寿命が尽きる>という都市伝説の法則どおり、ポーランドのベロニカはコンサートで熱唱中に発作にみまわれ、そのまま生命を落とす。
この時、いいようもない悲しみに襲われたフランスのベロニカは、偶然学校を訪れた人形使いと恋に落ちる。そして、送り主の記されていない不思議な荷物を次々と受け取るベロニカ。彼女自身も“霊感”により荷物の中身がなんとなく予想できるようだ。この<アメリ的展開>を通じて人形使いとの再会をはたしたベロニカは、彼からもう一人のベロニカの存在、そして関係性を知らされるのである。今まで彼女が経験した“霊感”はすべて、もう一人のベロニカが受けていた苦痛から発せられた予言であったことに気づかされるのだ。
そういえば、劇中大胆なヌードを見せているベロニカ役のイレーヌ・ジャコブと、アメリを演じたオードレー・トトゥは、髪の毛の色といいどこか雰囲気が似ている、もう一つの<ドッペルゲンガー>だ。映画『アメリ』における完璧な伏線のように、ポーランドのベロニカを知る人たちがフランスのベロニカの物語に伏線として関わってきた方が、ストーリーとしてはもっと厚みが加わったような気がする。ラスト、まるで<木の痛み>を思いやるように枯れ木に手を押し当てるベロニカ。その想いは木削作業にいそしんでいた父親にも伝わったようだ。
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【芸術品 (2007-05-14)】 「映画は娯楽」と言ってしまえばそれまでだが、この作品はまさに映画の芸術品。美しい音楽と映像美。ため息が出るほどすばらしい。
一般的に芸術とは理解しがたい物があるが、その内容も決して意味不明なものではなく、繊細なストーリーで観る人の心に残る。
キェシロフスキ監督の作品はBOXで発売されているが、それらの作品を観るとさらにこの映画が面白くなってくるから不思議。
キェシロフスキの映画はすべての作品でひとつの作品になっているかのよう…。 |
【仏・英で発売! (2006-04-09)】 フランス版DVDが今年2月に発売され、イギリス版DVD(仏語と英語の両方が入っているようです)も4月末に発売されるようです。数年前、友人から借りたビデオを見てその透明感のある美しい映像と音楽に感激し、CDだけは探し出して購入しましたが、DVD化は久しく待ち望んでいたものでした。今から楽しみです。 |