| ボウリング・フォー・コロンバイン マイケル・ムーア アポなしBOX [DVD] |
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定価:¥ 7,140 (税込み)
メディア :DVD メーカー:ジェネオン エンタテインメント リリース:2003-08-27
ユーズド価格:¥ 1,600~ (税込み)
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| レビュー |
『ボウリング・フォー・コロンバイン』:マイケル・ムーアが、『ロジャー&ミー』や『ザ・ビッグ・ワン』でやったように、アポなし突撃取材で挑んだ優れたドキュメンタリー映画。今回のターゲットは「銃規制」。この主題をとりまくあらゆる論争を巧みに展開、それらの論争を打ち負かしていくが、「他の民主主義国家に比べて、どうしてアメリカ人は互いを殺しあうのか?」という問題の答えはなかなか見つからない。コロンバイン高校銃乱射事件や、ムーアの地元ミシガン州フリントで起きた6歳児の発砲事件にフォーカスを当て、探求は進む。コロンバイン高校銃乱射事件を引き起こした生徒が銃を購入した大手ディスカウントストアのKマート本社に乗り込んだり、全米ライフル協会(NRA)会長、チャールトン・へストンの自宅を訪問、アメリカ国内での銃規制に反対する人々や組織に説明責任を求める。ムーアの切り口には、ユーモアと感情があり、ただの熱血漢で終わっていない。ムーアは、犯罪のはびこる世の中において、真に良識のある発言者となりつつある。(Bret Fetzer, Amazon.com)
『The Big One』:「Roger and Me」に続く、マイケル・ムーアの“ドキュコメディ”第2弾では、アメリカ中西部をめぐって彼の著書『Downsize This』を宣伝するツアーの様子を、スタンド・アップ・コメディーや政治論評、CEOとの対決、一行の悪ふざけといったものをおりまぜつつ、追っている。ミルウォーキーでのツアーの付き添ったある人物は、中西部にある中規模の都市は、大都市に行きたがるうぬぼれ屋の有名人たちでなく、マイケルのような「もっと思慮深い作家たち」をひきつける傾向にあると言っている。ムーア式の思慮深さは、巨大企業アメリカを笑いとばし、嫌悪感を催させたりする。確かに、ムーアがアメリカの企業、政治に挑む時の労働者びいきの姿勢には、ある種の認識の甘さがある―ミシガン州フリントのナイキの靴工場に対する彼の冗談半分の考えとマウイ島の炭鉱に対するそれとは、ビジネス上の意味合いにおいては同じものでしかない―しかし、ムーアは、クリントン政権下、企業のリストラ、パートタイム従業員への依存が当たり前という風潮のさなかにあっていとも簡単に忘れ去られた議論を表明しているのだ。 『The Big One』は、デモイン、ミネアポリス、セントルイス、そしてポートランドといった都市では、書店の客たちの前で行なわれたムーアの愉快に聞こえて痛烈なユーモアに満ちたスピーチと、プロクター&ギャンブルやペイデイといった会社の警備員と繰り広げる見るに耐えない対決の様子を紹介している。(ムーア式ジャーナリズムの次なるターゲットとして、インドネシアでナイキが労働者に課している重労働について中止するよう言ったときの、ナイキのCEOフィル・ナイツの態度に注目するといい)。組合を組織しているBorders(書店)の従業員と人目を忍んで話をしたり、同じ日にイリノイ州ロックフォードの書店訪問に参加した、フォードに解雇されたばかりの女性と語りあったりする。時々冗長になったり、落ちこまないまでも歯がゆく思う部分はあるにしても、大体において非常におもしろい作品である。『The Big One』は必見だ。(Erik Macki, Amazon.com) |
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| ユーザーレビュー |
【恐怖にかられたアメリカ人 (2007-08-31)】 コロラド州コロンバイン高校における銃乱射事件。銃社会アメリカを根底から揺さぶる大事件を題材に、<進め電波中年>マイケル・ムーアがアメリカ銃社会の矛盾をするどくえぐっている。国民皆保険制度がコミュニズムの温床であると保守勢力が真顔で恐れる様が、最近公開された『SICKO』でこっけいに描かれていたが、まさにアメリカを銃社会に突き動かしている要因もまた、TVニュースが垂れ流す<恐怖>であることをムーアは指摘する。
考えてみれば、太めの女性がやせるためにビリーズブートキャンプで汗を流し、薄毛の男性がリーヴ21にこっそり通うのも、つきつめれば<恐怖>が行動原因となっているような気がする。偏見にみちた差別報道によって悪魔化された黒人から身を守るため、アメリカ人は銃をもたなければいけない気にさせられているというのだ。劇中登場する統計数値には信憑性を欠くものの、それを差し引いてもアメリカ人の銃依存度はかなりSICKO(病気)である。
『ダイハード4.0』に登場したハッカー小僧が、TVコマーシャルによって植え付けられる脅迫観念の話をしてブルース・ウィルスにあっさり流されていたが、為政者の都合のいいように人心操作するマスコミの悪だくみは、以前に比べてより狡猾により深く潜行して行われているような気がする。映画を撮る以上、そこには必ず監督の意図的な情報操作が存在するが、一見ドキュメンタリーのように思えるマイケル・ムーアの作品は、観客の情報操作に対するアレルギーを緩和するという意味では非常に効果的である。
『SICKO』の次回作では、是非マスコミの情報操作にメスを入れてほしい。たとえそれが自分の首を絞める結果になったとしても。
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【コロンバイン高校 (2007-06-04)】 この事件の犯人は、攻めないでほしい。そりゃ、人を殺す事は、いけない。けど、主犯の子は、ひどいイジメにあっていて言い返せなくて悔しくて誰も助けてくれなくて精神不安定で抗うつ剤をもらって飲んだけどまったく効かず辛かったと思う。薬の副作用で精神がコントロールできなくて事件を起こしてしまった。きっと心のどこかで誰か助けてほしかったと思う。被害者の遺族が犯人のお墓から十字架を抜く行為は、けしてしては、いけなかったと思う。別のDVDでホームビデオを見たけどあんなに悪魔に取り付かれたかのような憎しみに溢れた彼の顔は、見ていて切なくなる。笑うとあんなに可愛いのに…もっとエリックを知りたい |
【ザ・ビッグ・ワン (2005-11-18)】 市場原理、悪の資本主義を照準にしている点で、日本未公開なのが不思議だ。「ボウリング・フォー・コロンバイン」のような〈銃社会〉という一種の特殊性ではなく、アメリカナイズの進む現代日本での公開は意義があるだろう。
マイケル・ムーアが、アメリカの〈市民〉にとってどのような存在であるのか、またいかに彼がジャーナリズムを通して活動を行っているかがわかる。BOXでのみ入手可能な、一見の価値のある作品だ。 |