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過去のない男 [DVD]   

定価:¥ 3,990 (税込み)
価格:¥ 3,272 (税込み)
OFF:¥  718円  ( 18 %)

メディア :DVD
メーカー:アミューズソフトエンタテインメント
リリース:2003-09-26

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ユーズド価格:¥ 2,980~ (税込み)

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レビュー
   フィンランドの異才アキ・カウリスマキ監督が、記憶をなくした男の戸惑いと淡い恋をしみじみと語る、カンヌ映画祭グランプリ&主演女優賞受賞作。ヘルシンキにやって来た男が暴漢に襲われ、記憶喪失に陥ってしまう。彼は港湾のコンテナで生活を始め、食事や服の面倒をみてくれる救世軍の女性に恋をするが、銀行強盗に巻き込まれたことから身元が発覚し…。
   カウリスマキ監督ならではの、無表情な登場人物、少ない台詞。しかし、そこに人生の悲喜こもごもが見え隠れし、深い感動を誘う。犬に至るまで脇役の存在感も強烈だ。劇中に、クレイジーケンバンドによる日本語の曲「ハワイの夜」が流れ、「にぎり鮨」も登場するなど、唐突な日本ネタに思わず頬が緩む。(斉藤博昭)


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ユーザーレビュー
ツボにはまった (2009-01-03)】
アキ・カウリスマキ監督作は、実は初めてだったのですが、微妙な間、無表情な登場人物と一見ぶっきらぼうな動作、そして少ないセリフ・・・見事にツボにはまりました。 自分の妻の彼が見送ってくれて別れるときのあっけなさ、再び記憶を無くした場所へ向かう列車内の日本ネタ・・・ それだけじゃなくて、キャラクターもどこか奇妙。 それが魅力。 これって、日本人向けなんじゃなの?と思ったらカンヌでも好評を得ているらしいし、映画の魅力はやっぱり普遍なんだな、と思いました。 ただ、最初の映画だったので、最初のペースについていけなかったので、残念ながら星4つです。 また観たい映画ですね。


人生は前にしか進まない (2008-11-23)】
 アキ・カウリスマキ監督の映画はセリフが少ない。さらに映像も淡々としていて俳優たちもスクリーンの中であまり動いてない印象を受けました。言葉はおかしいけれど動いている静止画を見ているような感覚。同監督別作品「街のあかり」も観ましたが本当に独特な映画の撮り方をする人だなというのが感想です。この二作品しか観ていないけれどその映像センスに不思議な感銘を受けます。好き嫌いが分かれる監督じゃないでしょうか。  過去を無くした一人の男に訪れる出来事を描いた作品です。助けられ、時には見放され、それでも一歩一歩前へ進んでいく様子はとても人間味にあふれていて温かくそして勇気を与えてくれます。「人生は前にしか進まない」というキャッチフレーズは的確にこの映画を表現していると思いました。


カウリスマキ・マジック (2008-06-04)】
旅行中の男(マルク・ペルトラ)がふと立寄った街で転寝中、いきなり暴漢に襲われ身ぐるみ(過去の記憶までも)はがされてしまう。病院を抜け出し川岸に倒れこんでいたところを、コンテナハウスに暮す貧しい人々や救世軍という浮浪者救済施設の人々に助けられ、次第に気力を取り戻していくといったお話だ。 この映画を見た後、ほとんどの人が幸せな気分になれるのには理由がある。救世軍がふるまう無料の粗食にありつくためにディナーに行くといって出かけたり、紅茶のティーバックを持ち歩き只お茶したり、恋人を正体不明のステーキと缶詰ビーンズでもてなそうそする自分より貧乏な弱い人間を見ていると、「ああ自分はなんて幸福なんだろう」とつい思ってしまうのが人間の性なのだ。 しかし、もはや<自力>で生きることのできなくなった底辺層の人々が、肩を寄せ合って他人の助けを借りまくりながら何とか生き延びているカスカスの姿は、そんな<優越感>を通り越したある種のカタルシスさえ観客に与えてくれる。壊れかけのミュージックボックスや救世軍バンドが奏でるブルース、食堂車でなぜか主人公が寿司を食うシーンで流れる演歌?が、うらびれてはいるけど温かいカウリスマキ独特のムードを映画全体に漂わせている。 あまりにも寒々とした生活をしている人々には、ちょっとした人間の優しささえとても温かく感じられるもの。貧しさで凍りついた俳優たちの無表情な顔が、ふとした人間同士のふれ合いでほころぶ時、観客はカウリスマキが仕掛けたマジックにいとも簡単にやられてしまうのだ。彼の<敗者3部作>の中でも、最も判官びいきの日本人ウケしそうな作品である。 「神の慈悲のない現世では、人間は自力で生きるしかないのよ」






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