| 続・夕陽のガンマン [DVD] |
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定価:¥ 2,090 (税込み)
メディア :DVD メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント リリース:2003-04-11
ユーズド価格:¥ 1,200~ (税込み)
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| レビュー |
前作『夕陽のガンマン』でマカロニ・ウエスタンの頂点をきわめた名匠、セルジオ・レオーネ。彼がクリント・イーストウッド、リー・ヴァン・クリーフ、イーライ・ウォーラックなどの豪華スターを主演に迎えて製作した、痛快ウェスタンである。 南北戦争末期のニューメキシコ、テキサスを舞台に、盗まれた南軍の大金をねらって、3人の流れ者が三つどもえの強奪戦を繰り広げる。練りに練られたストーリー展開、主演3人のキャラクターも絶妙で、いまだ多くの熱烈なファンをもつカルトな1本。あのクエンティン・タランティーノが、『パルプ・フィクション』のなかで、本作の台詞のパロディーを披露しているのは有名な話だ。 音楽は前作に引き続き、エンニオ・モリコーネが担当している。(山内拓哉) |
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| ユーザーレビュー |
【キャラ設定が泣かせます (2003-06-11)】 卑劣漢・善玉・悪玉の三者をはっきりと打ち出した人物描写は見事です。西部劇でも『荒野の七人』などは,無名ながら正義の味方を描きますが,このシリーズは,本当に「人間の屑」といった賞金稼ぎの濃い生き方を描いてあり,実に良いです。貧乏から抜け出すのは,坊主になりか,盗人になるか,とか、本当は嫌われてる兄に引き止められたと嘘をついて,トゥーゴが「家族は良いもんだ」と言い,ブランディが事実を知っていながら,「ああ、そうだな」というところは泣かせます。 『夕陽のガンマン』同様,音楽も良いです。 |
【つくづくバカで懲りない男達の飽くなきロマン (2003-06-02)】 内容については余りとやかく言いますまい。V・クリーフ演じる冷酷非情な殺し屋エンジェル・アイズと、ウォラック演じる欲望丸出しのお尋ね者トゥーコ(アダ名が何と“Rat”。正に「ネズミ男」です)、そしてそのお尋ね者と組んでインチキ賞金稼ぎを演じるイーストウッドのガンマン、ブロンディーが、南北戦争の混乱のドサクサに紛れて持ち出された20万ドルの行方を巡って、騙し騙されの道中を繰り広げます。アイディア満載のシナリオによるでどんでん返しの連続、サイレント映画を思わせる「言葉はいらない」演出と耳に残る素晴らしい曲の数々、広大な荒野の中で繰り返される男達の愚行を優しく見詰めるその眼差し、詩情溢れるマカロニウェスタンの最高峰です。 この版はインターナショナル(英語)版で、現存している中では最長のバージョンなのですが、映像特典としてオリジナルではカットされていた7つのシーン(計15分)がイタリア語版で付いています(英語版はもう残っていないとか)。音声の質の悪さ(如何にも取って付けた様な馬の足音等)が実に惜しまれるのですが、中には、エンジェル・アイズが20万ドルの秘密を握っている男を探して惨めに疲弊し切った南軍の軍営地を訪れるシーンや、トゥーコが渇きに苦しむブロンディーの目の前で盥の水で足を洗ってみせるシーン等、「何でこんないい場面を……」と思う様な優れた描写も含まれているので見逃せません。 その他の映像特典としては、劇場予告編。“The Bad”と“The Ugly”が延々食い違っているのには苦笑させられました。作品解説は極く短いものですが、イーストウッドが大スターへの道を切り開いた時の映画だと云う話が載っています。 |
【レオーネ最後の「マカロニ」 (2003-04-30)】 前作「夕陽のガンマン」で大きくアテたセルジオ・レオーネがより多くの手間暇と制作費を賭けて臨んだ傑作。これ以降、「夕陽のギャング達」「ウェスタン」と次第に「マカロニ」のフィールドから離れ、正統派の「アメリカ西部劇」へ傾倒していくレオーネ最後のマカロニ映画。ハッキリ言って、後半の川を挟んで対峙する南軍と北軍の描写は冗長で不要だし、緊張感が一気に下がってしまうのも事実。しかしそれを補って余りある映像と音楽に打たれる。広大な墓地の中を駆けるトゥーコの後ろに流れる"Ecstasy Of Gold"のメロディ、決闘の場面で銃を抜くまでの過程を3人の、視線、利き手、ガンベルトとカット割をめまぐるしく変えながらトランペットの音と共にじわじわ絶頂に持って行くクライマックスのシーン。ある意味で、レオーネが行き着いた頂点だと思う。「いい奴」「悪い奴」「卑怯な奴」という各キャラクターに合った性格描写や台詞回しも秀逸。 |