| 王妃マルゴ 無修正版 [DVD] |
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定価:¥ 3,990 (税込み)
メディア :DVD メーカー:パイオニアLDC リリース:2002-11-22
ユーズド価格:¥ 10,980~ (税込み)
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| レビュー |
文豪アレクサンドル・デュマの原作を映画化。16世紀のフランスで、国王シャルル9世を擁するカトリックのヴァロア家と、新教徒プロテスタントのブルボン家による対立が激化する。国王の母は、末娘のマルゴを新教徒勢力のナバール公アンリと結婚させ、宗教戦争を沈静化させようとするが…。 イザベル・アジャーニ演じるマルゴを中心に、宮廷での人間模様がおぞましいほどドロドロに展開。注目はマルゴの人物造形で、男を探しに街をうろつき、ほとんどセックス中毒のようだ。そんな彼女を通し、欲望のままに愛することの大切さが伝わってくるのも事実で、パトリス・シェロー監督の人間に対する洞察力によるものだろう。本や口紅に毒を塗っての暗殺劇や、エロティックなラブシーンにも驚くが、もっとも印象に残るのは宮廷内や街に累々と重なる死体の描写。そのリアルさには目を背けたくなるのと同時に、宗教や思想による殺りくの愚かさが突きつけられ、作品の存在意識が感じられる。(斉藤博昭) |
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| ユーザーレビュー |
【セント・バーソロミューの虐殺 (2008-03-18)】 1562年フランス宗教戦争勃発。1572年カトリックのマルゴー(カトリーヌ・ド・メディチの娘)とユグノー(プロテスタント)のアンリ(ブルボン王朝)が結婚。しかし、それでも「セント・バーソロミューの虐殺」が発生する。アレクサンドル・デュマ原作にかかるドラマチックな物語だ。映画はイサベル=アジャーニのはまり役で、原作よりは更に濃い、血みどろの殺し合い、転がる死体、近親相姦などをベッタリと描き、何とも言えない時代の雰囲気を出している。得難い映画だ。 |
【恐ろしく濃厚な映画 好き嫌いが別れると思う (2006-08-10)】 徹底的に濃厚。中世の陰鬱と狂気ともいえる残虐で原始的な快楽への熱中が全編を通して表現される。この時点で拒否反応を示す人がいるかもしれない。字幕ではプロテスタントとなっているが、正確にはこの婚礼で虐殺されたのはフランス語読みの「ユグノー」たち。イタリア出身のしたたかな王妃カトリーヌドメディチの策によってカソリックとユグノーの和解の象徴としてユグノー領地の王アンリと結婚させられた長女マルゴの生き方を濃密に表現した映画。音楽が重厚で悲愴に満ちている。淫蕩でありながら聡明である二面性を持った王妃マルゴをイザベルアジャーニが濃演。個人的に、マルゴの次女役で出演している女優の妙演にかなり好印象。偉大な皇太后カトリーヌ亡き後、この映画中で栄華を誇ったヴァロア朝の王兄弟に嫡子はなく、結局フランス全土の王冠は「ユグノーの花婿」として人質同然に婿入りしてきたナヴァル王アンリのブルボン朝に受け継がれる。このブルボン朝から後の太陽王ルイ14世が生まれる。歴史の皮肉である。この映画には登場人物が多く名前と顔が一度見ただけでは一致しない。一度みて全貌をつかんだ後に、2度3度と見ると、そのたびに何かしら発見のある映画。 |
【美しくて残酷で切ない感動作 (2005-01-18)】 この映画を見てイザベル=アジャー二のファンになりました。隅々まで完璧な配役、そして熱演。重厚で物悲しい音楽、落ち着いた美しい映像、豪華な衣装、切ない物語。DVDの美しい画質で永久保存するに相応しい名作だと思います。廃盤になったのだとしたらとても残念です。サントラもお勧め。 |